HAAS エンジン (Sahara 版)

コンテンツ:

インストール

Sahara は、Openstack のためのサービスなので、Nova、Horizon や Keystone などの他の Openstack のサービスなしでは意味がありません。Openstack をインストールする方法を説明することはこのガイドの目的ではありませんが、ここではいくつかの指針を示します:

  • Mirantis インストーラ、Fuel を使用
  • Red Hat Enterprise Linux/Fedora/CentOS/Scientific Linux で Openstack を使用してデプロイする人々のコミュニティである、RDO から RDO Managerを使用

上記の方法のいずれかを使用している場合、Sahara のインストール wiki は Sahara プラグインの追加方法を教えてくれます。Fuel の場合、インストール時に Sahara が有効になりますが、RDO Manager の場合は、Openstack のインストール後に Sahara をインストールする必要があります。

それにもかかわらず、Openstack と Sahara の両方をインストールするために推奨される方法は Devstack です。通常、Openstack は複数のノードを含むインフラストラクチャにインストールされますが、1台のマシンでテストできます。

使用されるインフラストラクチャの規模とは無関係に、Sahara は他のサービスと同時に次の行を local.conf ファイルに追加するだけでインストールできます :

enable_service sahara

インストールが完了したら、次のようなメッセージが表示されます :

This is your host ip: 10.95.217.148
Horizon is now available at http://10.95.217.148/
Keystone is serving at http://10.95.217.148:5000/
The default users are: admin and demo
The password: xxxxxxxx

ご覧のとおり、管理者とデモの 2人の Openstack ユーザが作成されています。管理ユーザは、Openstack の管理を許可された特権ユーザです。デモ・ユーザは単に"通常の"ダミー・ユーザに過ぎません。

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Configuration

マルチノード展開を設定する場合は、Devstack の設定セクションを参照してください。

単一マシン展開を設定する場合は、Devstack の設定セクションを参照してください。

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実行

Sahara、および他のすべての Openstack サービスは、stack.sh で一度インストールすると起動します。unstack.sh の実行はすべての Openstack サービスをシャットダウンし、消費していたリソースを解放します。環境を再起動するには、もう一度スタックするのではなく、代わりに rejoin-stack.sh 実行してください。

スタックに再び参加すると、サービスごとの screen プロセス Devstack がカプセル化された "親" screen プロセスの出力が表示されます。これは、Devstack は init スクリプトを使用しないため、サービスはスタンドアロン・デーモンとしてフォアグラウンドで実行されるため、screen コマンドを使用して相互作用する必要があります。

親画面を ctrl + a + n (次へ)または ctrl + a + n (前へ)を使用してナビゲートできます。サービスを停止するには ctrl + c を押し、その画面の最後のコマンドを実行してください。上のキーを押した後に表示されます。

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管理

Sahara を含む Openstack を管理するための最良の方法は、さまざまなコマンドライン・クライアントをインストールすることです。これは、Openstack REST APIs をラップする Python ベースの CLI です。したがって、CLI を使用する予定の場合は、Python や、setuptools と PIP のその他のツールをインストールする必要があります。すべての詳細はここで見つけることができます。たとえば、Sahara 用の CLI をインストールする場合は、次のようにします :

$ sudo pip install python-sahara

インストールする CLI とは無関係に、Unified CLI とも呼ばれれる、Openstack Client をインストールすると非常に便利です :

$ sudo pip install python-openstackclient

上記のように、このクライアントは Openstack REST API をラップします。Openstack を管理するために REST APIs を使用することもできますが、操作が実行されるたびに大部分の設定が与えられるのではなく、ファイルで設定されるか、環境変数として追加されるため、CLI は使いやすくなります。たとえば、この設定は、Openstack Client を使用する場合の管理ユーザに有効です :

$ export OS_IDENTITY_API_VERSION=3
$ export OS_AUTH_URL=`[`http://localhost:5000/v3`](http://localhost:5000/v3)
$ export OS_DEFAULT_DOMAIN=default
$ export OS_USERNAME=admin
$ export OS_PASSWORD=xxxxxxxx
$ export OS_PROJECT_NAME=admin

使用例:

$ openstack user list --os-auth-url http://localhost:5000/v3 --os-username admin --os-project-name admin --debug --os-user-domain-name default --os-project-domain-name default --os-identity-api-version 3 --os-password xxxxxxxx

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